厄介な寝癖

朝起きて鏡を見ると寝癖がついている。
でもそれを直すためだけにシャワーを浴びるのは面倒だと言う方もいるでしょう。

寝癖の原因のほとんどは、髪の毛に水分が残ったまま寝てしまい、乾燥するときに癖がつくことで起こります。
寝癖を防ぐには、寝る前にきちんと髪を乾かすことが第一ですし、寝ているときに汗をかいてしまうことも原因のひとつですから、これらの対策をきちんと行う必要があるのです。
それでも寝癖がついてしまうと言う方のために、寝癖直しのテクニックを紹介します。

毛先だけ濡らしても効果は無し

大体の人が寝癖が起きている髪の毛先だけを水に濡らすと思います。
ですが、寝癖の原因は根元にもあるため、根元がそのままでは意味を成しません。
重要なのは髪の毛ではなくて地肌に対してアプローチすることです。

例えば、寝癖直しウォーターを使う際でも毛先だけを濡らすのではなく、何ブロックかに分けながら地肌を濡らすことがポイントです。
寝癖のついている部分は表面だけでなく内側までしっとりするくらいにスプレーすると効果的です。

トリートメントを使う

髪を乾かす前にトリートメントを使うのも効果的です。
洗い流さないものを使うとドライヤーの熱から髪を守ることができますし、乾かした後のまとまりも良くなります。
言ってみれば夜の乾かし方で寝癖ができるかどうかが決まるのです。

毛先の寝癖は毛先だけを乾かせば良いものでもなく、根元までしっかりと乾かしてあげることが大切になります。
仕上げに軽くブローを行なうと更にいいでしょう。

寝癖の手入れが面倒な方は

寝癖の手入れが面倒な場合、髪の毛の根元を濡らしてニット帽をかぶっておけば、朝の支度が終わるころには寝癖も直っています。
ただしある程度時間が必要になるため、時間に余裕がある場合にのみ行うといいでしょう。

また、蒸しタオルを利用するのもひとつの手です。
タオルを水に濡らして電子レンジで温めたものを頭に巻いてしばらくそのままにしておくだけです。

髪を伸ばす・切る

髪の毛の長さが5センチから15センチ程度の方は寝癖がつきやすい上に直りにくいとされています。
この長さくらいの髪の毛ならば、それ以上に伸ばすまたは切ってしまうと寝癖の手入れの手間を減らすことができるかもしれません。

寝癖はそれだけで身だしなみを疑われますし、きちんと修正しておかないと本格的に癖になることもあります。
こうした点に気を付けてあげるだけで寝癖を直すことができますし、もちろん自宅に居ながらにして実践できる方法ばかりですから手軽に行なえます。
髪の毛を乾かすにしても普段よりも少し気を付けて乾かす程度のものです。

普段から寝癖で困っている方はこれらの方法を実践してみてはいかがでしょうか。