美容師の一般的なイメージと言えば、おしゃれで若く華やかなイメージです。実際、美容師の仕事に就いてみると、労働時間は長く体力がいります。長時間手先に集中する精神力も必要です。そのため、決して華やかなだけの職業ではありません。
美容業界の難しさ
美容師のお給料は、お店のサービス内容により左右されます。お客様の対応した人数や指名をもらった人数、ヘアーケアアイテムを販売した金額など、歩合の内容はさまざま。
最近では美容師の売り上げによって歩合率が変動するパターンを良く耳にします。
私は一人前の美容師を目指して勉強中の身ですが、将来どういう美容師として活躍しようか模索中です。美容師の道をあきらめ、他の道に進む先輩をたくさん見てきました。美容業界の中でも、美容師を続ける難しさを最近感じています。
美容師としてどう道を切り拓いていこうか考えている中、脱毛できるヘアサロンがあると聞き調べてみました。ネットで検索すると、とあるヘアサロンの記事を発見。脱毛メニューを設けて、既存顧客の客単価をあげるのに成功したヘアサロンが紹介されていました。
ヘアサロンが激戦を繰り広げている現在、お客様に選ばれるための差別化「売り」を作るために脱毛機器を導入したそうです。
二足のわらじをはく美容師もあり?
なるほどと思いました。ヘアサロンは定期的に来店する場所なので、脱毛サロンで使う脱毛機器の仕組みを上手く利用できます。光脱毛は毛周期という、毛が生まれ変わるサイクルを休止するメカニズム。ヘアサロンに訪れるタイミングで光を照射すると、継続して脱毛を続けられます。相性がいいなと感じました。
私も美容師の免許以外に保険として、脱毛の資格が気になり、脱毛技能士という資格について調べてみることに。
光脱毛の機器を扱うエステサロンでは、特に資格がなくても働けるとありました。しかし、多くのサロンでは「脱毛技能士」という資格を有している人が優先的に働いていたり、お給料が高かったりします。
脱毛技能士はお客様の肌質や脱毛器の操作方法、悩みを聞くスキルなどを認める資格です。医療脱毛の永久脱毛とは違い、光脱毛は長く通ってもらう脱毛方法なので、利用者にしっかりと脱毛の仕組みを理解してもらう必要があります。
医療脱毛は、看護師でないと施術ができないと知りました。
レーザー脱毛は毛を作るために重要な組織を破壊するほどの威力があるため、適切な指導を受け、資格を持った医師や看護師しか取り扱うことができません。そのため、医療脱毛はエステ店などでは施術を受けることができず、クリニックや美容皮膚科・皮膚科などの医療機関でしか施術を受けられません。
引用:医療脱毛おすすめクリニックはどこ?全身・VIOの料金を比較!
通ってもらえるような間柄を築くため、コミュニケーション力が求められるでしょう。その点は普段からお客様と会話をしている美容師にとって、高い壁ではないなと思いました。
フリーランス美容師や脱毛のできる美容師など、美容師の働き方は今後も多様化していくと思います。私も将来を見越して、脱毛技能士の資格を勉強してみようと思いました。