先輩からのアドバイス

  1. >
  2. >
  3. 先輩からのアドバイス

先輩とランチに行ってきました

この前、お店がちょうど暇になったことがあり、その時に先輩と一緒にランチを食べに行こうという話になりました。
店長に聞くと、今日は時間があるからちょっと長めにとっても良いよと言ってくれたため、
前から行きたいと思っていた洋食屋に行ってみようということに。

先輩とご飯を食べる機会って今までなかったので、ちょっと緊張してしまいましたが、誘ってくれたのはすごく嬉しかったですね。

その洋食屋までは歩いて大体5分くらいというかなり近いところにあるお店で、
多分個人でやっているようなこじんまりとした感じなのですが、ずっと気になっていました。

中に入ると店内は広すぎず狭すぎずで、落ち着ける空間。
早速席について、メニューをオーダーしました。
店員さんにメニューを伝えた後、先輩に「最近どう?仕事には慣れてきた?」と聞かれました。
私はだいぶお店の雰囲気には慣れてきたけど、まだわからないことも多くて不安という正直な気持ちを伝えました。

いろんなお話しを聞かせてくれました

すると、先輩は、自分のアシスタントとして働いていた時のことをいろいろと話してくれました。
先輩は、前は違うお店で働いていたのだそうです。

その時は店長がかなり厳しい人だったとのことで、ちょっとしたミスでも仕事が終わった後にこっぴどく怒られることもあったようです。
お店の中でも少しもめ事があったりして、人間関係的にもなかなか大変だったと話していました。
自分より後輩が、全然働いてくれなくて無断欠勤をすることもあって問題になったり、
同僚が理不尽なことで人に当たったりすることがあったりと、人間関係のことで辛い思いをしたそうです。

もちろん、その中で仕事のことを覚え、睡眠もろくにとれずに無我夢中でひたすら頑張っていたのだとか。
私は今のお店で人間関係のことで悩んだことはありませんでしたが、それはたまたま運が良かっただけで、
他のところに行ったらそうやって先輩のように人間関係に悩まされる可能性もあったんですよね。

仕事のことでも頭がいっぱいになっているのに、
さらにそこに人間関係のことでも悩まなきゃいけないなんてなったら、パンクしてしまいそうです。

どんな職場でもメリットはあるみたいです

話を聞いて、今のお店で働けて良かったと心底思いましたね。
先輩が言うには、その職場で働けたことにはメリットもデメリットもあったそうです。

メリットは、自分が打たれ強くなったこと。
過酷な環境でずっと働いてきたからこそ、ちょっとのことではめげない強い心を鍛えられたと言っていました。
デメリットについては、スキルを身につけるまでに時間が掛かってしまったこと。

人間関係のことで気を取られてしまい、仕事の技術を磨く方に力を注げないことが多かったようです。
休みの日になっても人間関係のことを考えると心も休まらず、仕事に行きたくなくて辞めることもよく考えていたそうです。

確かに、両方を同時にこなしていくのは難しいことですね。
先輩が私に言ってくれたのは、今みたいに余分なことを考えなくて良い環境で働けているからこそ、
今できることを思い切ってやってほしいということでした。

休む時は休む、遊ぶ時は遊ぶ、そして仕事をする時は仕事に励む。
当たり前のことではありますが、自分はそれができなかったので、私にはそういう風な姿勢で取り組んでほしいということでした。

私って本当に恵まれた環境にいるんだと改めて気付かされ、ますます頑張らないと、と気合が入りました!
先輩のアドバイスを無駄にしないためにも、しっかりとオンオフを付けながら仕事にもプライベートにも全力で力を注ぎたいと思います。