一言に美容師といっても
美容師と一言に言っても、いろいろな種類があります。
たとえば管理美容師や福祉美容師など。
管理美容師というのは、常時2名以上がその美容室に勤めている店舗の場合は必ず一人いなければならないという存在です。
資格が必要になりますし、美容室には絶対に欠かせない存在になりますが、私は実はこの管理美容師の存在についてよく知りませんでした。
専門学校の時に勉強しましたが、美容師なんてみんな一緒だと思っていたんです。
管理美容師の役割は店内の衛生面を管理することになりますが、自分が美容室に通っている時はそういう方がいるというのは意識したことがありませんでした。
美容師の免許を受けてから3年以上美容に関係する業務に就いていることがまず前提の条件となり、さらにそこから講習会での課程を修了しなければならないというものなので、美容師の免許を取ればすぐになれるというものではありません。
福祉美容師は…
福祉美容師は、普通に美容室などで働く美容師とは違い、介護を必要とする方の元へ行き、その自宅や施設にて仕事を行う美容師のことです。
この仕事をする場合は、美容師免許を持っている、あるいは取得見込みがあることが第一条件で、その上認定福祉美容介護士という資格を取得する必要があります。
私のように、普通の美容室に勤めてからではなく、基本的には福祉美容師になるために訪問型美容室に就職をするというケースが多くなります。
福祉美容師は大変な方のお手伝いができるという素晴らしい仕事だなと、感じていました。
私もちょっと興味を持っていて、そういう道も目指しいなとちょっと考えていたのですが、やはりもともと美容室で働くことに憧れを持っていたので、こちらの道を選ぶことにしました。
ただ、福祉看護師はまだこれからなろうと思えばなることもできます。
美容室にて美容師としてのスキルを磨き、一人前になってある程度働けるようになったら、改めて今後どうするかを考えて、やっぱり福祉の道へ…と切りかえることも可能ではあります。
今のところはまだどうするかわかりませんが、そういう道もあるってことを頭に入れておけば、また将来への道が一つ増えます。
人数としては増加の傾向にあるみたいなので、私が熟練のスタッフに成長できた頃には、もしかしたらかなり多くの方が福祉美容師として働くようになっているかもしれませんね。