美容師の職業病

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美容師の仕事をしていると、立ち仕事なのでいろいろなところに疲れが出てきますが、
そんな中でも三大職業病と言われているのが手荒れ、腰痛、腱鞘炎なのだそうです。
腰痛については確かに既に実感しています。

これまでは、今の仕事のように同じ場所でずっと立ち続けるといったことがなかったため、
1日ずっと立っているだけでもかなり足腰が痛くなります。
腰痛というまでの症状ではないかもしれませんが、私でもすでに感じているので、
ずっと働いていればかなり悪化していくんじゃないかとちょっと怖いです。

手あれば職業病

手荒れや腱鞘炎も、手を酷使する職業ですから仕方ないと言えば仕方ないですが、
腱鞘炎になってしまったら仕事にも支障が出てきてしまいますから、注意が必要です。
店長に聞いた話ですが、昔腱鞘炎になってしまったことがあり、
かなり大変な思いをしたのだと話していました。

あまり手を使わないようにと医者から言われたらしいのですが、
仕事を休まずに普通に続けていたのだそうで、
それを知られて医者から怒られてしまったという話をしていました。
その話を聞いて、私も腱鞘炎にはとくに気をつけないと、と感じましたね。

手だけじゃない職業病

他にも膀胱炎になってしまうこともあるようです。
これは、お客様の対応をしていてトイレに行くのを我慢しているために起こるのだそうです。
確かに利用者側から見ても、お客様の対応している時に店員さんがトイレに行く、
なんてことなかなかないですよね。

そういった方の中には、トイレに行きたいと思ってもやはり途中で行くのは失礼だと考え、
行かずに我慢してしまう方も多いんだと思います。
私も確かに、膀胱炎になるほどではありませんが、
シャンプーの対応をしている時にトイレに行きたくなるのを堪えることがあります。
ずっと働いていれば、忙しくてなかなかトイレに行く時間すらとれないということもあるかもしれませんね。

また、ここに勤めることになった時、火傷にも気をつけるようにと指導されました。
なんで美容室で火傷?と思いましたが、パーマを当てる機械やヘアアイロン等を扱っているため、
注意しなければ火傷を負ってしまう可能性があるということでした。

火傷、とはあまり考えたことがありませんでしたが、考えてみるとそうですよね。
ここに勤めていた人で、過去に実際火傷を負ってしまったことがある方もいたそうです。
そんなに大事故というわけではありませんでしたが、
その後1週間くらいはまともに指が使えない状況になってしまったそうで、なかなか苦労をしたそうです。

ちなみに、職業病と言っていいのかわかりませんが、
お昼休憩が短いということもあり、早食いをするくせがついてしまったという人もいるんだそうです。
私の職場でも、すごく忙しい時だと15分ほどしかお昼休憩が取れないことがあり、
そんな時はかなりの勢いでお昼を食べることになります。

それのせいで太ってしまったりしたら…と思うとちょっと怖いですね。
そういう意味では、これもある意味の職業病といえるのかもしれません。

美容室に限りませんが、同じ職場でずっと働いていることで
何かしら身体に支障が出てくることはあるものです。
仕事に影響が出ると大変ですから、職業病には気をつけたいと思います。